リシャール・ピナス(Richard Pinhas) がまた来るらしい [フランス音楽事情(MAGMA、ZAO等を中心に)]
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リシャール・ピナスも日本に来るようになって、リオタールやドゥルーズとの関係もだんだんと明らかになってきた。
僕がピナス(HELDON)を聞き始めたのは高校2年の時だったと思う。その時は、フランス哲学なんて全く興味がなかった。
その後、現代思想にかぶれ、大学のフランス文学科に入ると、そこではドゥルーズは現代哲学の巨人としてビックネームだった。
その時になって、「え、ピナスってドゥルーズの弟子なの!」という情報が音楽関係者からは入ってきたものの、周りの仏文関係者はピナスのことなんざ、全く知らなかった。
「ドゥルーズのもとで博論を書いた」らしい、と音楽関係者からは話を聞いていたが、ドゥルーズ好きを語る日本の大学の先生方もピナスのことは知らなかったし、彼の博論のことも知らなかった。
ギタリストとしてのピナスは僕にとって実在していたが、果たして哲学者ピナスなんてものが実在するのか半信半疑だった。
だが、ピナスが来日した機会に話を聞いてみると、正確には彼の第3課程博士論文の指導教官はリオタールだったのこと。おいおい、リオタールもビックネームだよ!
ドゥルーズはただの友達だったらしい。
というわけで、だんだんとピナスの哲学関係の事情も明らかになってきた。
ところで、去年のこと、キャプテン・トリップのケンさんから電話がかかってきて「ピナスの友達だっていうフランス人が遊びにきているのですが、僕はフランス語が話せないので、来ませんか」と誘われた。行ってみると、そのうちの一人が経済学者とかいう話。
そして、去年の暮れのこと、そのフランス人経済学者からメールがあって、「日本の社会保障制度についての特集号を作る予定なんだけど、論文書かないか」とのこと。快諾したのは良いものの、今、四苦八苦してフランス語の文章を書いている。
何だか分けの分からない広がりを見せているなぁ。
しかし、僕の専門は何だったのだろう?? 一応、マラルメ研究者の筈なのだが!!
2011-03-07 16:18
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久しぶり。おかげさまで死んでないよ(笑)。9月に芝居打つことになって、また力をかしてほしいと思っています。昨日は20年ぶりくらいに河石と会いました。よかったら、Facebookに登録して!
by Asao Onuma (2011-04-26 09:31)
おお、久し振り!!心配していたよ。
by 黒木 (2011-04-26 13:20)